赤松とインディア・ペールエール 赤松とインディア・ペールエール

赤松とインディア・ペールエール(IPA)

『赤松とインディア・ペールエール』の原料は、麦、ホップ、水、そして長野県で採取した「赤松のまつぼっくり」です。日本人にとって馴染み深い赤松は、森に包まれたような心地よい香りで、穏やかな気持ちになります。そこにシトラスの清涼感が加わった、ボタニカル感じるインディアペールエール。普段の食卓はもちろん、アウトドアのシーンでもお楽しみいただけます。

赤松とインディア・ペールエール(IPA) 赤松とインディア・ペールエール(IPA)

yasoについて

yaso -ヤソ- は長野県・茅野市でツリーケアを行う「株式会社木葉社」と
デザイン事務所「株式会社リパブリカ」の共同プロジェクトです。木を巡る日々の仕事と暮らしの中で出会い、集めた枝葉など、森のカケラたちをお届けしています。山のカケラには、天然物のたしかな存在感があります。 暮らしのなかで樹木や草本に触れ、はるかな山を身近に感じてもらえたら。そして、山を資源としてさらなる価値をつけられたなら。そんな想いで活動しています。

yaso
yasoについて

PECCARY BEERについて

長野県・伊那市の森や田んぼに囲まれた自然の中で、PECCARY BEERはビールの醸造を行っています。ビールに使用する水は、南アルプス山系からの伏流水。森に湛えられた雨水が、長い年月をかけて地層でゆっくりと濾過された清らかな湧き水です。 そのためPECCARY BEERでは、水源であり、資源を生み出してくれる森との繋がりを大切にしています。そしてホップや麦などの原料を生み出してくれる畑と同じように、森林との循環的な関係を目指しています。

yaso
PECCARY BEER

yasoとPECCARY BEERの出会い

「地球をとりまく環境が大きく変化するなかでも、川の水はこんこんと流れ続けています。『醸造と農業』をベースにしているPECCARY BEERにとって水は、暮らしを支えてくれる大切な資源。そんな水を辿っていくと、山、そして森がそこにはあります。水と森と私たちは、切っても切れない縁で繋がっているのです。

“長野という地のテロワールを表現したい”という想いから、私たちPECCARY BEER は長年、森を表現するビールを造る構想をあたためてきました。そんなときに出会ったのが、森のプロフェッショナルである『木葉社』、そしてデザインを形にする『yaso』です。

はじめは松の葉や新芽を使うことも考えていましたが、実際に使用したのは、より香りが高い赤松のまつぼっくり。それも、その年に新しくできる新鮮な “青まつぼっくり” です。

ベースとなるビールは、松の香りに近いとされているアマリロホップを柱に、サブロホップとチヌーク・シトラを掛け合わたモルティなIPA。そこに青まつぼっくりのフレッシュさが加わることで、凝縮された赤松の生命力を感じる、自信のIPAが完成しました」

醸造家、有機農家・林 亮(PECCARY BEER)
醸造家、有機農家・林 亮(PECCARY BEER)

赤松のこばなし

赤松IPAの特徴ともいえるふくよかな香りは、原料に使用されている長野県・茅野市で採取された赤松のまつぼっくりによるものです。

赤松は古くから建築材として使用されてきた、日本人にとって馴染みの深い樹木。「(神を)待つ」「祀る」が語源であると、一説には考えられています。

雪が降り頻る長野の厳しい寒さにも耐え、冬でも青々とした葉を茂らせていることから「不老長寿の象徴」とされている、いわば“おめでたい木”なのです。